| 「さまよえるオランダ人」 | |
| 高音質で聴く現代的演奏! 歌手もバイロイト組がずらり! |
洗練された美麗な演奏! 聴いて疲れないバランスの良さ! |
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| ジョン・トムリンソン (オランダ人) ニーナ・シュテンメ (ゼンタ) エリック・ハルファゾン (ダーラント) キム・ベグリー (エリック) パトリシア・バードン (マリー) 指揮:デイヴィッド・パリー 管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 録音年:2004年 グッドールの英語版指環録音プロジェクトでもおなじみのピーター・ムーアス財団による英語版オペラシリーズです。バイロイトにも出演しているトムリンソン、ハルファーゾン、ベグリーに加えて、05年のバイロイトでイゾルデを歌うシュテンメの歌唱にも注目です。演奏は現代的な見通しの良いワーグナーです。 |
アルフレート・ムフ (オランダ人) イングリット・ハウボルト (ゼンタ) エーリヒ・クノット (ダーラント) ペーター・ザイフェルト (エリック) マルガ・シムル (マリー) 指揮:ピンカス・スタインバーグ 管弦楽:オーストリア放送交響楽団 録音年:1992年 このオランダ人は好みが分かれるでしょう。全体をとおしてとても綺麗 な演奏ということが一番印象に残ります。ここまで綺麗なオランダ人は 他盤にはありません。重厚なワーグナーが苦手という方には良いかもし れません。合唱も力づくなところは全くありません。まるで宗教作品や パルジファルを聞いているような感覚です。歌手も同様でどの歌手も全 く力みがなく、演奏と見事に融けあっています。エリックにザイフェル トを起用しているのが注目です。とても綺麗な演奏なので聴きおわった 後とても心地良く、通常のワーグナー鑑賞と違って疲れを感じない演奏 です。オーストリア放送協会による収録だけあって音質は抜群です。 |
| 80年代バイロイトの代表的演奏! ネルソンのドラマティックな演奏! |
ベームの良さが凝縮された名演!! 生き生きと引き締まった演奏!! |
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| サイモン・エステス (オランダ人) リスベート・バルスレフ (ゼンタ) マッティ・サルミネン (ダーラント) ロベルト・シュンク (エリック) アニー・シュレム (マリー) 指揮:ヴォルデマール・ネルソン 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団 録音年:1985年 80年代バイロイトの代表的録音のひとつです。指揮者のネルソンは1980年にバイロイトに初登場した際のローエングリンで高い評価を得、その後80年代前半はバイロイトの常連となっていました。ドラマティックな演奏で、聴き手を引き込んでいきます。配役も手堅くまとまっており、さすがバイロイトというべき高い水準を示しています。 |
トマス・ステュアート (オランダ人) ギネス・ジョーンズ (ゼンタ) カール・リッダーブッシュ (ダーラント) ヘルミン・エッサー (エリック) ジークリンデ・ワーグナー (マリー) 指揮:カール・ベーム 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団 録音年:1971年 以前からオランダ人の名盤として必ず挙げられていた演奏で、実際聴いてみてもそのことが納得できる文句なしの名演奏・名録音です。冒頭からの並々ならぬ緊迫感、合唱のはじけるよう生命力、凝縮した響きという面では傑出したものがあります。ステュアートの凛々しいオランダ人、ジョーンズの熱唱、リッダーブッシュの温かみあるダーラント、エッサーの力強いエリックと歌手も適材適所です。ワーグナー鑑賞には必携のCDです。まだ未聴の方は是非聴いてみてください。 |
| 若々しい歌手起用が特徴! 新鮮かつ綿密な歌唱! |
スカラ座でのキレのある演奏! 若さと劇的さが見事! |
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| フランツ・クラス (オランダ人) イングリット・ビョーナー (ゼンタ) カール・リッダーブッシュ (ダーラント) スヴェン・オラフ・エリアソン (エリック) レジーナ・フォンセカ (マリー) 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ 管弦楽:RAIローマ交響楽団 録音年:1969年 ダーラントにリッダーブッシュ、オランダ人にクラスというどちらも瑞々しい歌唱を持ち味とする歌手を起用しているため、全体としてとても若々しいさわやかな印象になっています。特にリッダーブッシュのダーラントの若さは一般的なイメージと較べると特徴的です。ビョーナーのソフトな歌声、エリアソンの丁寧な歌唱とどこまでも力づくなところはありません。そのなかでサヴァリッシュの指揮はとても引き締まっていて、所々で意識的に間を取るなどして演奏に緊張感を与えています。3幕初めの水夫と幽霊船員との合唱の場面でノイズが入っていますが、全体的に音質は全く問題ありません。バイロイト盤がドレスデン初演版だったのに対し、この演奏はスカラ座盤と同じく救済のモチーフのある一幕形式の一般的な上演です。 |
フランツ・クラス (オランダ人) レオニー・リザネク (ゼンタ) カール・リッダーブッシュ (ダーラント) クラウデ・ヒーター (エリック) アンネ・マリー・ベッセル (マリー) 指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ 管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団 録音年:1966年 キレのあるサヴァリッシュの演奏に、クラス、リッダーブッシュの若々しい歌声、リザネクのドラマティックな表現が融合したライヴ感溢れる一枚です。テンポは速めですが軽いというわけではなく、むしろ物語の展開に引き付けられていきます。またエリック役のヒーターがなかなかのヘルデン・テノールぶりで、エリックの苦悩を見事に表現しています。 |
| 定評のあるベームのオランダ人! キリッと引き締まった演奏! |
飽きのこない味わい深い演奏! こういう一枚は必携です! |
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| ジョージ・ロンドン (オランダ人) レオニー・リザネク (ゼンタ) ジョルジョ・トッツィ (ダーラント) シャンドール・コーンヤ (エリック) リリー・コーカシアン (マリー) 指揮:カール・ベーム 管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団 録音年:1962年 いかにもベームのワーグナーらしく非常に引き締まって硬質の音のする演奏です。ベームのオランダ人といえばバイロイトの名盤がありますが、ここでの解釈も基本的には変わりません。歌手陣ではエリックのコーンヤに注目です。ローエングリンやパルジファルで見せる表現とは違う、ヘルデンテノールらしい歌いっぷりでこの歌手の能力の高さがうかがえます。年代の割には音は平面的です。 |
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(オランダ人) マリアンネ・シェヒ (ゼンタ) ゴットローブ・フリック (ダーラント) ルドルフ・ショック (エリック) ジークリンデ・ワーグナー (マリー) 指揮:フランツ・コンヴィチュニー 管弦楽:ベルリン国立歌劇場管弦楽団 録音年:1960年 品格を失うことなく苦悩の表現したディースカウのオランダ人とコンヴィチュニーの格調高く味わい深い演奏は相性がぴったりで、何度聴いても飽きのこないような演奏になっています。特に二幕以降にじわじわ本領が発揮されています。フリック、ショックは勿論素晴らしいですが、シェヒのゼンタは過不足無く満足でき理想的です。音質も良いです。 |
| 生命力溢れるカイルベルト! 力強い歌手陣も見事! |
クナ唯一のバイロイトでのオランダ人! スケールの大きな演奏は圧巻! |
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![]() URANIA盤 ![]() WALHALL盤 |
| ジョージ・ロンドン (オランダ人) アストリッド・ヴァルナイ (ゼンタ) アルノルト・ファン・ミル (ダーラント) ヨゼフ・トラクセル (エリック) エリーザベト・シェルテル (マリー) 指揮:ヨゼフ・カイルベルト 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団 録音年:1956年 演奏は1955年盤同様生命力とバイロイトらしいサウンドの充実した演奏で名演です。前年の演奏も聴くにつけ、いかにこの当時のバイロイトが高い水準を誇っていたかが改めて実感できます。歌手はロンドンとミルが前年とは違って新たに起用されており、全体的に力感のある歌唱がこの録音の特徴となっています。ヴァルナイの圧倒的なゼンタ、トラクセルの美しいエリックは言うまでもありません。 |
ヘルマン・ウーデ (オランダ人) アストリッド・ヴァルナイ (ゼンタ) ルートヴィヒ・ウェーバー (ダーラント) ヴォルフガング・ヴィントガッセン (エリック) エリーザベト・シェルテル (マリー) 指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団 録音年:1955年 さすがクナと思わせてしまう圧倒的な力のある名演です。どっしりと腰のすわった演奏からワーグナー特有のうねりを作り出し、聴き手を熱くさせるさせるクナの表現力は、このオランダ人でも存分に発揮されています。歌手陣もウーデはもちろんのこと、ヴァルナイのゼンタも一般的なゼンタ像ではありませんが、圧倒的な歌唱で有無を言わせぬ説得力があります。音質も全く問題なく、廃盤となったGM盤と比べても遜色なく、特にURANIA盤は音の厚みという点では上回っているのではないかと思います。 |
| 素晴らしすぎる音質! 演奏も全く隙のない素晴らしさ! |
イタリア語歌唱ながら 高水準の職人的演奏! |
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| ヘルマン・ウーデ (オランダ人) アストリッド・ヴァルナイ (ゼンタ) ルートヴィヒ・ウェーバー (ダーラント) ルドルフ・ルスティヒ (エリック) エリーザベト・シェルテル (マリー) 指揮:ヨゼフ・カイルベルト 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団 録音年:1955年 まず55年録音とは思えない驚くべき音質に耳を奪われますが、演奏そのものも充実した熱演です。聴きものはヴァルナイのゼンタ。ステレオ録音ならではでヴァルナイが低音だけでなく高音域まで見事に表現していたことがわかります。カイルベルトの指揮は職人的でとても練り上げられていて作品そのものの魅力を引き出しています。この演奏をさらに素晴らしくしているのは合唱団の力も多大です。その統率力は目を見張るものがあります。その他の配役も万全で、バイロイト黄金時代を実感する画期的録音です。 |
アルド・プロッティ (オランダ人) ドロシー・ドウ (ゼンタ) マリオ・ペトリ (ダーラント) ミルト・ピッキ (エリック) ジャンネッラ・ボレッリ (マリー) 指揮:フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ 管弦楽:RAIミラノ交響楽団 録音年:1955年 (イタリア語歌唱) プラデッリの職人的な引き締まった表現が魅力の演奏です。派手さはありませんが、さすがオペラ指揮を知り尽くしているだけあって歌手を巧く引き立てながら見事に物語を展開していっています。歌手もイタリア語歌唱ですが、どの歌手も個性的で魅力に溢れています。オランダ人のプロッティの表現力はオランダ人の苦悩を過不足なく表現していて見事です。またペトリのダーラントも深々とした声質で大変印象的です。ダウのゼンタは線が細いのかと思いきや要所でのドラマティックさはなかなかです。イタリア語歌唱で違和感を感じさせますが、それ以外は高水準の演奏です。 |
| ホッターの独壇場! 明快な演奏の中に苦悩を見事に表現! |
徹底して凝縮された響き! 鉄のような意志に満ちた名演!! |
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| ハンス・ホッター (オランダ人) ヘレーネ・ヴェルト (ゼンタ) クルト・ベーメ (ダーラント) ベルント・アルデンホフ (エリック) レス・フィッシャー (マリー) 指揮:ヴィルヘルム・シュヒター 管弦楽:北ドイツ放送交響楽団 録音年:1951年 シュヒターの明快で上品な演奏と音質の良さによって、ワーグナーの初期作品であることを実感できるような演奏です。第2幕後半から第3幕にかけては特に生き生きとしています。そんな中、ホッターの歌唱だけは深みの極みで独壇場と言ってもいいような、別次元の出来です。 |
ハンス・ホッター (オランダ人) アストリッド・ヴァルナイ (ゼンタ) スヴェン・ニルソン (ダーラント) セットスヴァンホルム (エリック) ヘルタ・グラーツ (マリー) 指揮:フリッツ・ライナー 管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団 録音年:1950年 これ程までに響きが凝縮しているオランダ人もそう聴けるものではありません。ベームのバイロイト盤を思い起こさせる響きでライナーの本領がいかんなく発揮されています。さらに歌手も大変充実しており、ホッターは格調高い歌唱にくわえて、力強さで苦悩を表現し、ヴァルナイのゼンタは圧倒的な歌唱力で有無を言わさぬものがあります。さらにスヴァンホルムがエリックを演じることによって、エリックの夢が迫真性をもってきます。さらに威厳のあるS.ニルソンのダーラントは同時に温かみも感じさせ、主役脇役ともに充実した演奏です。音もそれほど悪くなく、総合的には同曲の中でも屈指の名演に挙げられるでしょう。 |
| ホッター得意のオランダ人! クレメンス・クラウスとの名演奏!! |
クレメンスではない! 「リヒャルト」クラウスのバイロイト貴重盤 |
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| ハンス・ホッター (オランダ人) ヴィオリカ・ウルズレアク (ゼンタ) ゲオルク・ハン (ダーラント) カール・オスターターク (エリック) ルイゼ・ヴィラー (マリー) 指揮:クレメンス・クラウス 管弦楽:バイエルン国立歌劇場管弦楽団 録音年:1944年 きりっと引き締まったクラウスの演奏は聴けば聴くほど味わいが出てきます。それにホッター得意のオランダ人の組み合わせで、この作品の性格を存分に表現しています。 |
ジョエル・ベルイルンド (オランダ人) マリア・ミュラー (ゼンタ) ルートヴィヒ・ホフマン (ダーラント) フランツ・フェルカー (エリック) リロ・アスムス (マリー) 指揮:リヒャルト・クラウス 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団 録音年:1942年 知る人ぞ知るワーグナー指揮者リヒャルト・クラウスがバイロイトで指揮したのはこの年のオランダ人のみです。この録音はそのときの公演であり、貴重なものです絶妙な間のとりかた、テンポ設定など聴きものです。 |